発達支援 叢書7
徳田和恵 著 A5版 142ページ
はなしことばの育て方 第2弾!
文字をともだちに
「読む・書く」の支援を解説・・・文字を教えるのでは無く、子どもが文字をともだちにすれば伸びていく!その実践方法を学ぶ!
目次
はじめに
第1章 はなすことば と よむ・かくことば
1.1.ことばの発達の支援における読み書きの領域
1.1.1 文字世界への入り口に立つ子ども達に向けて
1.1.2 幼児期から学童期へのことばの発達
1.2 コミュニケーションと視覚的手がかり
1.2.1 はなしことば、文字、絵、写真、身振り、表情、視線・・・
1.2.2 コミュニケーションにおける視覚的手がかりの活用
1.2.3 発達支援における視覚的手がかりの活用
1.3 言語記号としての文字
1.3.1 言語記号 : 音声記号、文字記号
1.3.2 伝達・コミュニケーション : 音声記号、文字記号
1.3.3 記号と意味の変換
1.3.4 言語の特徴 : 恣意性
1.3.5 言語の特徴 : 生産性
1.3.6 ことばの発達の支援の方向
1.4 個別支援・特別支援における文字
1.4.1 文字の導入の時期
1.4.2 聴覚障害
1.4.3 ことばの遅れ
第2章 読む
2.1 読むことの発達(初期)
2.1.1 リテラシー
2.1.2 「読む・書く」の主体としての子どもの発達
2.1.3 子どもにとっての文字獲得の意味
2.1.4 エマージェント・リテラシー / プレリテラシー
2.1.5 読みの発達の段階
2.2 日本の子どもたちの文字獲得
2.2.1 文字獲得の様相
2.2.2 時代経過
2.3 「文字」についての子どもの知識
2.4 絵本
2.5 ひらがなの仮名づかい
2.5.1 ひらがなの仮名遣い
2.5.2 読みと音韻
2.5.3 日本語の読み書き発達における音韻意識
2.5.4 立ちはだかる「モーラ」
2.5.5 〔音⇔ひらがな文字〕学習は2段階
2.6 文字(視覚刺激)の弁別・認知
2.6.1 基礎的な形の弁別
2.6.2 文字(単文字、一文字)の形態の弁別課題
2.6.3 文字の形態特徴の分析・認知
2.7 単語の認知<br>
2.7.1 語彙・単語
2.7.2 ロゴジェンモデル
2.7.3 ロゴジェンモデル以降
2.7.4 ボトムアップ処理とトップダウン処理
2.7.5 音韻意識
2.8 読書力・読解力
2.8.1 読み手としての子どもの発達
2.8.2 読むために学ぶlearning to read
2.8.3 読解・読書
2.9 子どものつまずきに関わるときに
第3章 ひらがな一文字の読みへの実践
3.1 取り組む前に
3.1.1 文字への入り口
3.1.2 文字への興味だけが高い子どもたち
3.1.3 すでに文字を楽しみ始めている子どもたち
3.1.4 読むことと書くこと
3.2 ステップの概要
3.2.1 ステップの概要
3.2.2 スモールステップ
3.2.3 三項関係における立体物操作から、三項関係における文字学習へ
3.2.4 より包括的な指導との重なり
3.3 ステップ1 立体物の操作の段階
3.3.1 三項関係の中での操作
3.3.2 働きかけの留意事項
3.4 ステップ2 平面図形操作への移行の段階
3.4.1 ターンテイキングのもとでの図形の弁別操作
3.4.2 働きかけの留意事項
3.4.3 教材に関する留意事項
3.5 ステップ3 文字の形・ことば文字の形・数字の形の弁別操作の段階
3.5.1 働きかけの留意事項
3.5.2 文字・ことば文字・数字
3.5.3 文字
3.5.4 数字
3.5.5 ことば文字
3.6 ステップ4 文字・数字表記体系に基づく操作の段階
3.6.1 働きかけの留意事項
3.6.2 ことば : ことば(単語)の合成と分解
3.6.3 ひらがな表 : ひらがな表の読みと配列
3.6.4 数字列 : 数字の読みと配列
3.7 その後の展開
3.8 音韻意識に向けて
3.8.1 絵を用いたしりとり
3.8.2 語頭音絵(カード)集め
3.8.3 一音一操作の遊び
第4章 書くことへの歩みはじめ
4.1 就学前の書字指導について
4.2 書くことへの発達
4.2.1 握る・持つことの発達
4.2.2 道具の操作能力の発達
4.2.3 食具操作の発達
4.2.4 描線描画のための道具操作の発達
4.2.5 描線描画の発達
4.3 国語教育における書写
4.3.1 「上手に書いたね!」
4.3.2 小学校指導要領 国語より
4.4 書字動作を支える身体能力:姿勢、持ち方、運筆
4.4.1 書字の指導における配慮
4.4.2 姿勢
4.4.3 持ち方
4.4.4 運筆
4.5 働きかけ方
4.5.1 楽な、描きやすい運筆を支える
4.5.2 筆記具
4.5.3 (もう一度)持ち方
4.5.4 初期の描線ドリルのための教材
4.5.5 手首の位置、動きのコントロールの介助
4.5.6 運筆
4.5.7 絵描き歌
4.6 ひらがなを書こう
4.6.1 なぞり書き、模写、自発書字
4.6.2 どの文字から
4.6. 3 おわりに